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｢菜月､マジで恋愛に興味ないの？？｣
隣を歩く詩織が私に聞く｡
｢うん｡｣
｢もったいないよ～!!モテるんだから!!｣
｢いや……べつに｡｣
｢松田だって狙ってる人､多かったんだよ？？｣
詩織の松田君よりも必死な姿を見て､笑ってしまった｡
｢…ぷっ……はは｡｣
｢なに笑ってんの？!!｣
｢だって～｡何で詩織が必死になるのかなぁ…って｡｣
詩織は呆れて溜め息をついた｡
｢ハァ～｡｣
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