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「今日は夕飯、私の家でしょ?」
菜月が航平の背中に話しかける。
「今日は夏美さん、なに作るの?」
「エビフライを頑張るって言ってた。」
「へぇ?初めてじゃね?」
「うん。私たちが毒味役。」
「なる程……夏美さんに言いつけてやる。」
「……………。」
菜月が航平の脇腹をくすぐる。
「ばっか!!ちょっ……やめ!危なっ!!おい…事故る!!」
「はは。コウって相変わらず脇腹弱いよね。」
「うるせー。」
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