『GAMESTART』

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「おーい!光輝!」 俺に声をかけてきたのは俺の小さい時からの友達で、名前は山田和哉(ヤマダ カズヤ)だ。 あと重度のマザコンだった。「だった」というのは和哉の母は最近病気で亡くなったのだ。 「おう。何か用か?」 まぁ元気になってくれたみたいでよかった。 「それがさぁ!隣町の学校の奴に聞いたんだけどよ。失神ゲームって知ってるか?」 「失神…ゲーム?」 なんだかすごく不気味な名前… 「ど、どういうゲームなんだ?!」 「それなんだけど今日みんなを誘ってやってみないか!興味あるだろ?」 「まぁ…あるといえばあるけどさ」 なんか危ない雰囲気がする… 「決まりだな!ゲームについてはその時に説明してやるからよ」 「お、おう。わかった」 「じゃあまた放課後な!みんなも誘ってくるわ」 和哉は走って行ってしまった。 その様子を少し眺めて、俺は再び歩き始めた。 。
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