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アイ:『…おはよ、望夢。』
ノゾム:『おはよ……』
どこと無く元気のないふたり。
現在、Am6:00
今日はアカネとバトルの約束がある。バトル嫌いの望夢とアイにとっては、決してすがすがしい朝ではない。
ノゾム:『約束の時間まで②時間。とりあえず作戦会議!』
アイ:『はぃ!サーナイトのアイは疲れが溜まってるので、外した方がいいと思います‼』
ノゾム:(……嘘つき。船で毎日毎日マッサージして貰って、昨日も結局ぐっすり寝てたじゃないか………僕なんか、③時まで寝れなかったよ😢)
望夢は熟考に入った。
ノゾム:『アカネさんの好きなバトル形式は【シングル。使用ポケモン②体。一匹でも戦闘不能になったら負け。】ってやつだったな。
だったら、シンリュー(カイリュー)とバシャ(バシャーモ)で行こう‼』
アイ:『ほっε=(^◇^;』
ノゾム:『出てきて‼』
望夢はシンリューとバシャをボールから出した。
ノゾム:『今日のバトルはよろしくね😃』
シンリュー:『リュー‼』
バシャ:『バシャ‼』
ノゾム:『じゃ、外に出て軽くウォーミングアップでもしよっか✨』
一同は約束の場所、コガネ中央広場にやってきた。
Am6:45
ノゾム:『最初に体を温めないとね。シンリューはコガネの高層ビルの間をゆっくり飛び回って来て。大体40分くらい。』
シンリュー:『リュー🎵』
シンリューは飛んでいった。
ノゾム:『楽しみながらやるんだよ~‼さて、バシャは蹴りの打ち込みを軽く30本。間を10分空けて③セット。』
バシャ:『バシャ!』
バシャは早速始めた。
バシャは丁寧に打ち込みをする。大体②分くらいで30本を終えた。
インターバルの休憩中に望夢はバシャに話しかけた。
ノゾム:『バシャ、キレがあんまりよくないみたいだけど…調子わるいのかな?無理そうなら、アカネさんとのバトルは他のメンバーに…………』
バシャは首を横に振って立ち上がった。
ノゾム:『無理しちゃ駄目だよ。』
バシャはニコッと笑って、すぐに次のセットに入った。
それでもやはり望夢はバシャが心配だった。バシャの調子はあからさまに悪い。軽い練習にもかかわらず、ダラダラと汗を流し始めている。しかし、バシャの熱心な姿に、望夢はバシャを止めることは出来なかった。
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