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Am7:50
ノゾム:『さて……後10分で約束の時間か。遅いなぁ、アカネさん。』
アイ:『望夢待つの苦手だもんね😃』
ノゾム:『ハハハ😅ん?あれ?なんだか周りが………』
アイ:『え?』
望夢とアイ、二人が周りを見渡すと、いつの間にか人が沢山集まっていた。
通行人a:『あれやっぱ望夢だよな?』
b:『うん。またこの町を襲いに?』
望夢はロケット団時代にコガネを襲撃した事があります。
その記憶は今でもはっきりと住民達に据わっている。
アイ:『望夢…ちょっとここ、なんだかいずらいよ。』
ノゾム:『うん……』
その時、
アカネ:『ちょっと道あけてぇやー。なんや、この人だかりは!』
ノゾム:『あっアカネさん!おはようございます☀』
アカネ:『おはよーな😃さて、早速だが始めよか!ルールは…』
通行人c:『待って下さいよ、ジムリーダーさん‼』
アカネ:『なんや、これからって時に?』
c:『そこにいるのが誰だか分かってるんですか?望夢ですよ‼この町を③度に渡り襲撃した、あのロケット団の‼』
アカネ:『こらこら、あんたテレビ見とらへんのか?最近毎日やっとるやないか。この望夢は正式にロケット団を脱退したんやて!』
c:『辞めれば今までやった事が帳消しになるんですか⁉俺は忘れられませんよ‼』
d:『そうよ‼私達が、町をロケット団に襲われた時、どんな気持ちだったか……』
静まり返る広場。暗い雰囲気が流れる。望夢は下を向いて顔を上げようとしない。
アカネ:『あんたら、【過去に盲目な奴は現在にも未来にも盲目や。】って言葉、知っとるか?まぁ確かそんな感じの言葉や。
えぇか。今ここにおる望夢はやな、かつて己が犯してもうた罪を償おうと必死こいて悩んどる。それは悪いことか?そないなはずあらへん。しっかり責任とっとるやろ?つまり、現在も未来もちゃんと見据えてるし、過去もしっかり反省出来てる訳や。
そんな奴をあんたらは責められるか?無理やろな。分かってくれ、頼む。』
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