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8km目だったか…
今思えば、たかが8km…
長く感じる妙な時間…
出発して何時間歩いたか全く解らない…
残りは2km…
バディの機嫌はどうやら戻った様だ…
バディ「もぅ終わる…後2km!」
俺「おぉよ!」
バディ「いや~長かったなぁ…」
俺「誰一人脱落なしやしなぁ」
バディ「まぁ余裕やけどな!」
俺「嘘つけ!」
バカな話しをしながら、斜面を登って行く。
長い長い斜面…道の両端には、都会では無く田舎らしい家が立ち並ぶ。
そこに住む人達が応援してくれる…
俺は思った…
何故見知らぬ人が、見知らぬ俺達をこんなに応援してくれる?
自衛隊だから?頑張ってるから?
バディ「やっぱり田舎って良いなぁ!」
俺「何で?」
バディ「だって~近所の人みたいに応援してくれるやん!田舎だけやで!」
俺「ふ~ん…」
確かに田舎の人の良い所だな…っと思った瞬間だった…
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