章とかいらね

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『パチュリー』 魔理沙の声がまた響きました。 『お願いだ、ここを通してくれ』 それは魔理沙の記憶でした。 『パチュリーって言うのか?』 『こんな暗いとこにいて、パチュリーは楽しいのか?』 『よし、じゃあ私がパチュリーの相手になろう!』 『こんなとこより、明るい外に行って飛び回ろうぜ?気持ちいいんだぜ。』 『パチュリー、お前喘息持ちなんだってな。あんな埃っぽいとこに居たら余計悪くなるんじゃないのか?』 『ほら、早く行こうぜ。』 魔理沙の手を取り、初めて誰かと一緒に外に出た日。 魔理沙と、初めて会った日。 パチュリーは、この玉について調べました。 小1時間程で、玉の謎は解けました。(何故解けたかは、咲夜編で明らかになります。) パチュリーは、自らの想いを魔理沙に伝えるため、魔理沙を追った。 魔理沙を見つけた時、既に魔理沙はピンチでした。 パチュリーはとにかく、発作が起こっても走り、魔理沙を助けました。 同時に、背中から冷たい何かを感じました。ですがパチュリーは自分の決意を胸いっぱいに秘めていて、魔理沙を助けることが出来た喜びで痛みを感じていませんでした。 魔理沙に抱えられている間は、冷静を装ってました。本当はドキドキしっぱなしで、自分が消えることも忘れてました。 魔理沙が理由を聞いてきた時、パチュリーはようやく自分のするべきことを思い出しました……。 と、パチュリーの気持ちはこんな感じです。 パチュリーが最後魔理沙を抱き締めたのは、自分が消える寂しさ、魔理沙に対する想いを最大限に伝えたいと思った気持ちがあり、我慢出来なくなったんですね。 パチュリーを泣かせなかったのは、パチュリーが泣いたらこれまでパチュリーが我慢してきたこと全てを崩壊させてしまうような気がしたからです。 そして、パチュリーの最後の言葉。正直悩みました。
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