第肆話 シノダ・弐

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前回のあらすじ…………は、要らないか。 まぁ、簡単に言うと俺はバカ教師の罠にはまり、サイクロプスという神話に出てくる一つ目の化け物と戦う羽目になっちまったんだ。 今から勝てるか分からねぇ勝負をするなんて………………はぁ、気が滅入る。 「…………来いよ、サイクロプス。」 『ゴォォォァァァアアァ!!』 ハハ……大きな声ですね。 「ウルセェよ!!」 俺は一瞬で相手の懐に潜り込み、腹に渾身の一撃。 これは効いただろ! 『ゴア?』 “何かあったの?”みたいな顔して俺の方を見るサイクロプス。 効いてねぇのかよ。 「なら、これで、どうだ!!」 れ・ん・ぞ・く・パーンチ☆ もちろん本気で。 『ゴア?』 このクソ巨人!その顔でこっちを見るな!腹が立つ!
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