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でも…仕方ないよな…
いつかは別れが来る…
宗次郎とも…
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中学一年の冬…
また冬が嫌いになった…
宗次郎「いつか戻って来るからな!」
冴子「…宗次郎…嫌だ…行っちゃやだ…」
宗次郎「だから、いつか戻って来るってば(笑)ずっと会えないわけじゃないよ!」
冴子「うん…(;_;)」
宗次郎「…泣くなって!あのな…冴子…」
冴子「?何?(;_;)」
宗次郎「…………」
冴子「…何?ってば!」
宗次郎「…やっぱやめとく…」
冴子「…え~っ・気になる(笑)東京行っても…私たちのこと…忘れんでね(^_^)」
宗次郎「…忘れるかよ(笑)」
それ以来…
宗次郎から連絡もないし…
皆宗次郎の話は全くしない…
あの時…言いかけた事が気になってはいるけど…
私だって、自分から連絡はしない…
宗次郎は…
犬に噛まれた時も…
川で溺れた時も…
いじめられた時も…
どんな時も…
最後に助けてくれた…
私は忘れたことなんてない…
だって、好きだったから…
私の大好きな人だった…
今も好き(^_^)
それが友達としてか…
異性としてか…
自分でも分からんけど…
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