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「こ……い?」
「そうそう!」
「魚の……?」
「違う違う。感情のほうよ」
瞳をキラキラとさせながらボクに言う百合さんは本当に楽しそうだ。
それにしても、恋か……。
恋の病とか言うけど、確かに厄介な病気だ。
どきどきが全然止まんない。
そんなことを思いながら、ボクは立ち尽くしていた。
このあとになにがあったのか覚えていない。
気付けば翌日の朝になっていて、ボクは自分の家の自分の部屋のベッドで目を覚ました。
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