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空が通り過ぎてからも3人は驚きを隠せないままだった
「蛍さん
空様どうでしたか?」
菊がニコニコしながら聞く
「知り合いにそっくりだったわ」
蛍が少し考えながら答える
「えっ!
蛍さんのお知り合いさんに?
すっごい偶然ですね~」
菊は少し驚きながら言う
「おい
姫に会う方法はねぇのか?」
棗が菊に聞く
「空様ですか?
んー…
お城へ行けば会えると思いますが
普通商人達はなにかないかぎりお城へ向かうのは禁じてあります」
菊が棗へ答える
「佐倉と会うのは無理なのかな?」
流架がうさぎをぎゅっと抱きながら答える
「城へ入る方法はあるわ」
蛍が当然のように言う
「え!?
あるの?」
流架はそう言い蛍の方を見た
棗も少し顔をあげる
「えぇ…
説明はあとでするわ
早く城へ行きましょう」
蛍はニコリ笑って答えた
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