✨夢のはじまり✨~第2章~

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「病院から少し離れて遠くから見てみよう、ついでに周りも検索しようかな」っと少しドキドキしながら、俺は振り返り歩こうとした。     すると…いきなり足が軽くなり、びっくりして俺はその場に顔面から転げてしまった。   「痛っ!」   と軽く悲鳴をあげた俺は、すぐさま起き上がった。   「何?何?いったい何が起きたんだ!?」   何かにつまずいたのかと思い辺りを見たが、何もない。だが、振り返ってみるとそこには…     自分の魂の抜けた体が立ちすくしていたのだった。 それはまるで…鏡から自分を見ているような光景だった。   さらに、よく見ると自分の足跡がないことに気がついた。 そういえば、先ほどから『歩いている』という実感もないなぁと気にしていたところだった。   と…ふと俺は思った。「これ今、幽体だから飛べるんじゃない?!」と。   少し考え、倒れる覚悟を決めた俺は斜めに勢い良く飛んだ… そう、まるでプールに飛び込むような体制で…     恐怖のあまり目を閉じていた俺が次に目を開けると…
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