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レイノス「さて、とっとと帰って東方でもするかな。よし、近道しよう。」
そして冬田の家から帰る時、俺は近道をする事にした。
今思えばこれが運命の分かれ道だったのかもしれない
そして運命はとんでもない方向に進んでいった。
レイノス「相変わらず暗い道だな…だからこの道……」
ん?今誰かの視線を感じたような…
恐る恐る振り返っても誰もいない。
気のせいだと思い、一歩踏み出したその足の先で
すきまが開き
レイノス「え?」
そしてそのまま、すきまの中に落ちていった。
そしてレイノスがすきまに落ちた後、空中に新たなすきまが開き、そこから女性が出てきた。
そして木の影からも男性が出てきた。
女の名前は八雲 紫。
神隠しの主犯である。
男の方はまだ話さない事にしよう
紫「これでいいのかしら?」
?「ああ、充分だ」
紫「それでこれからあなたはどうするつもり?」
?「それはこれから考えるさ」
紫「そう、それなら私は帰るわよ」
?「どうぞ、ご自由に」
紫「それじゃ、さようなら。
まぁ、また会うかもしれないけど」
?「ふん、次に会う時は殺し合いになるだろうがな」
紫「恐ろしい人、また会う事が無いように祈ってるわ」
そう言って紫はすきまに入っていき、地面と空中のすきまが閉じた。
残された男は月を見て呟いた。
?「レイノス、お前は俺の正体を知った時、どんな反応をするだろうか」
そう言って男は歩いていった。
?「あーーー!!あのババア、すきまを全部閉じていきやがった!
これじゃ、幻想郷に行けねーだろうが、チクショー!
アイツ、次に会ったら絶対に……殺す!」
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