始まりの朝

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ピピピッ ピピピッ ピピピッ 機会的になる携帯のアラームの音 「……朝。」 ピピピッ ピピ 「…んんっ……はぁ!」 私は低い天井に向かっておもいっきり拳を突き上げた。 「…よしっ。」 私はゆっくりと起き、のそのそと台所へ向かった。 私の部屋から廊下を挟んだ向かい側がリビング…いや、そんなオシャレな響きなもんじゃない。 …まぁ…居間って方があってるかな。 私はこんなボロボロの家に一人で住んでいる。 父さんと母さん? …知らない。 そんな奴私にはいない… いたけど…いない。 そう思ってる。 私は誰も信じない。 信じれるのは自分だけ。 「…さっさと食べて学校行こう。遅刻したらまた…“罰”をうけるしね。」 少しパンをかじるとさっさと片付けて制服に着替えて学校へ行く。 これが私の毎日。 学校へ行くと男子がよってくる。 「ニャンコちゃ~ん、今日こそアド教えてよ~♪」 ニャンコちゃん…音呼だからニャンコ。 呼ばれ始めた時本当に親を憎んだ。 何でこんな名前つけたんだよ!くそっ!!って… 女子は何も喋らない私を気味悪がったり、嫌がらせをしたり… はっ、くだらない。 あぁ、もうやだ、こんな毎日。 解放されたい。 ノートに死ねってかかれるのも、ストーカーされるのも、先生にスカートの中触られるのも…… こんな、こんな人生もうたくさんなんだ!!!!! …って言っても明日は来るし、しょうがないか… 今日も早く帰って寝よう……… .
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