出会い

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私は考えたすえ、一先ず学校へ行く事にした。 一応私は無欠席だ。 なんだか欠席してたらクラスのサボってる野郎達と一緒になっちゃいそうで…そう思わない? 風邪だってひいた事全然ないし。 今日だって一応まだ人語を喋れる。 信じて貰えるか分からないけど説明しよう。 …ただ…ドアが開けれない。 ドアのぶの高さなんて、今の私が5人…いや、5匹いても無理ね。10匹でもギリかな… とその時、そよっと風が私のヒゲをゆらした。 …あ、そういえばいつも窓を開けて寝てたんだっけ。 最近暑いしね。 窓は部屋にある机の少し上に着いている。 枕の端を加えて机とセットのイスの元へひきずった。 まだ子犬だから歯が鋭いせいか、途中で枕が少し破れてしまった。 でも気にしない。 だって今の私にはこの枕だって必要ないし。 ちょっとちぎれても大きなベッドとして役立つしね。 やっと枕を定位置にセットし、どうにかして机によじ登り、窓からの登校が出来そうだ。 「うわぁ…いつもは思わなかったけど、犬になってみると結構高く思えるのね…」 下はコンクリートだけど…大丈夫かな。 着地に失敗して脚でも終わったらおしまいだしなぁ… …まぁ、やってみるしかないか。 あぁ、音呼って名前なんだからせめて猫になりたかった。
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