五十嵐雄二

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10分後・・・ 英人「じゃあ、行くか。」 瑞希「うん。」 2人で家を出た。 鷹峰高校は、英人の家から歩いて5分の駅から15分くらい電車に乗って、駅を出たらすぐ近くにある。 2人で電車に乗ると、同じ制服を来た男の子が遠くに見えた。 瑞希「あの人、鷹峰の制服着てるね。 結構大きい人。 英ちゃんより大きいよ。」 英人の身長は175cm。 その男は185cm以上に見えた。 英人「確かにデカいな。 バスケやってんのかな? あんな奴がセンターだとやりやすいな。」 そんなことを話ながら、電車は学校のある駅に着いた。 すぐ学校に着いて、クラスの表を見た。 英人は2組で、瑞希は1組だった。 瑞希「英ちゃんとバラバラ・・・。 不安だなぁ・・・。」 英人「大丈夫だよ。 瑞希は人なつっこいし。」 瑞希「私のこと忘れないでね・・・。」 英人「死ぬんか!? 隣のクラスだろ。」 そんな冗談を言いながら、2人はクラスの列に並んだ。
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