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入学式が終わり、それぞれのクラブが練習や勧誘をしている。
瑞希にも雄二を紹介し、一緒にバスケ部を見に行くことになった。
体育館ではボールをつく音とバッシュのキュッキュッという音が響いている。
体育館のドアから見ようと体育館に向かう時、
髪の毛をポニーテールにしている女に話しかけられた。
女「バスケ部に入る気？
中途半端な気持ちじゃダメよ？
ここのバスケ部はみんな全国を目指してるわ。」
英人「あんた誰だ？」
女「私は、バスケ部のマネージャー、２年の山口歩美（やまぐちあゆみ）よ。」
英人「マネか。
山口さん、俺らは本気です。
全国目指してます。」
歩美「口では何とでも言えるわ。
まぁいいわ。
練習を見て帰ったら？」
そう言って歩美は体育館の中へ入っていった。
瑞希「何、あの人？
なんかこわ～い。」
英人「だな。」
そして三人は体育館の中を見た。
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