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河原「桐谷・・・。
知らん名前だな。」
英人「は?」
英人は自慢はしないが、自分は周りから知られていると思っていた。
河原「聞いたこともない名前の奴が全国制覇ねぇ。
まぁ目標だけなら高く持てるよな。
だがウチの部員をなめるなよ?
全員中学時代に有名だった奴らの中でもやめていく奴がいるんだ。
本気で全国を目指してる。」
英人「自分だって本気で目指してます!!」
河原「まぁお前の気持ちはプレーで見せてもらおう。
それで、もう一人が・・・五十嵐・・・。」
雄二「はい!!」
河原「お前はあの五十嵐雄一の弟か?」
英人「?」
雄二「兄のことは自分には関係ありません。」
河原「確かにそうだな。
お前の目標は全国大会出場か。
なぜ出場が目標なんだ?」
雄二「自分は決して上手くはありませんが、ここのバスケ部で上手くなっていきたいので、今は出場が目標です。」
河原「そうか。
正直、お前のような目標を下げるような人間は好かん。
だか、雄一君の弟ということで覚えておく。」
雄二「・・・はい。」
英人「??」
河原「もういいぞ。
部室で着替えて体育館へ行け。」
英人&雄二「失礼しました。」
2人は部室へ向かった。
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