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部室・・・
英人「すげぇな、部室!!」
鷹峰高校のバスケ部は学校でも一番好成績の部活なので、部室が1・2・3年のそれぞれに設備されていた。
雄二「・・・。」
英人「どうした?
つか、兄ちゃんいたんだな。
そんなすげぇのか?」
雄二「兄貴は鷹峰高校のライバル、皆川学院(みながわがくいん)の2年で、バスケ部のエースだ。」
英人「あの皆川学院のエース!?
しかも二年で!?」
皆川学院とは、鷹峰高校と同じ地区にある私立高校で、鷹峰高校といつも決勝戦で勝ったり負けたりする強豪校だ。
雄二「あぁ。
兄貴には才能がある。
俺は今まで兄貴に勝ったことはない。
だか、ここ鷹峰で兄貴のチームを倒したいんだ。
今まで兄貴と比べられて、俺は五十嵐兄弟の弱い方だった。」
英人「そうだったのか。
じゃあ俺たちのチームで皆川学院を倒そうぜ。」
英人はそう言いながらニカッと笑った。
英人「よし。
着替えたし、体育館に行くか。」
2人は体育館へ向かった。
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