事の始まり

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「もしかしてお前らサークルの集まり?」 そこにやってきたのは一人の男だ。 髪は金髪でチンピラのような雰囲気をもっていた。 エイタはちょっと怯えた声で言った 「おまえは?」 「俺は田村 祐司(たむら ゆうじ) ハンドルネームはモモンガだ まあ、よろしくな。お前らの名前は?」 そう質問されてエイタは少し 戸惑いながら応じた。 エイタはこういうチンピラ的な奴は苦手なのだ。 「俺の名前は望町 栄太 こっちの子は水嶋 華凛ちゃんだ。」 「よ、よろしくお願いします。」 カリンはユウジに対して丁寧にお辞儀をした。 「へえー。にしてもお前らさっきからいちゃいちゃしやがってよ。初対面の癖に」 そういうユウジの後ろから急 に人影が出てきた。
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