事の始まり

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全員の視線の先には、デブでそばかすがあり、バンダナ姿のいかにもオタクらしき人物がいた。 「おいおい。まさかあいつもサークルのやつじゃねえよな?」 ユウジがそうでないことを祈るように言った。 「ち、ちがうといいですね。」 「私もそう思うわ。」 「僕もだ。」 しかしその男はどんどんこちらに近づいてくる。 そしてエイタたちの前にとうとう来てしまった。 「あんのー。ここってサークルの集まりだか?」 彼らは無視をしたが、しつこく質問してくるのでカリンがとうとう言ってしまった。 「そ、そうです。そうです。 サークルの集まりです。」 ほか3人がカリンを睨み付けた。 「ばか!なんでいうんだよ。 こういうときは無視するもんだぜ。」 「いいじゃない。もうカリンちゃんいったんだから。 ねえエイタ?」 「あ、うん。仕方ないね」 「ち、ったくどいつもこいつも。」 ユウジがけちけち文句を言いながら煙草をすっていた。 「オラの名前は柴田 哲郎 (しばた てつろう)だ。 ハンドルネームはブレイドだなよろしくだな。」 エイタたちは内心どっかいって くれとゆう気持ちであった。 エイタたちは、簡単な自己紹介をした。 後ろになんか男女が来た。
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