洸の秘密

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みなさん。こんにちは。 只今、俺は悩みに悩んでいます。誰にも言えない… むしろ、俺はどうなっちまったのか… 「洸。今日休みだから部屋片付けたいんだ。だから、手伝えよ」 俺の肩を揺さぶり、ほうきとちりとりを俺の目の前に置く。 洸「雅人…。俺は、」 雅人「?」 洸「俺は、決して変じゃないぞーー!」 洸の目には滝の涙が。 雅人「いや、意味わかんことを言ってるじてんで変だ」 グサリと刺さる言葉。 洸「ち~ん…」 人を慰めるというかけらもないこの男は 播磨 雅人(はりま まさと)。 同じ療の同じ部屋だ。 洸「お前には、慰めの言葉もないのか?」 雅人「ない。てか、そんなことどうでもいいから、さっさと手伝え」 サラッと否定をし、サラッと無視をする。 そして、渋々掃除をすることに。 と、いきなり洸達の部屋の扉が開いた。
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