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雅人「で、三千歩は何しにきたの?」
陸「あぁ、ちょっと直してほしい物があったんだ」
陸は、頭をかきながらこたえた。
洸「えっ!?いっ」
だが、俺が次の言葉を言う前に
陸「でも、播磨の方も忙しいみたいだから今度にするよ」
と、言ったまま出て行ってしまった。
洸「………」
俺は、陸が出て行ったドアの前で愕然とした。
雅人「洸、三千歩は男だぞ」
そして、雅人がサラッといった言葉に一瞬びくつく。
洸「いや、そんなことは百も承知だよ」
と、笑ってみせたが実際俺は…
陸が好きなのだーー!!!
これが、俺の悩みの種。
そう、俺は陸を好きになってしまった。
男なのに…。
わかっていても止められない。
それは、時をすこし遡りすること入学1ヶ月後である。
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