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そういえば声がしなくなってるな。
まさかどっか行ってないだろうなw
笑いながらカーテンを開けた次の瞬間
いた
窓を挟んですぐ近くに奴がいた
声は発していない
目を見開き、俺を見つめている。
髪は肩にかかるほど伸びていて、口はだらしなく開いている。
体が動かない。
息すらできない。
あーーーーー
その叫び声で金縛りが解けたように、カーテンを持つ指が開く。
と同時に、カーテンが閉じた。
息ができない
呼吸の仕方すら忘れ、ただただ後ろに後ずさった。
あれはなんだ?あれはなんだ?あれはなんだ?
なんで俺がこんな目に?
助かった・・・のか?
外で新聞配達のバイク音が聞こえる頃、ある家のある部屋で大きな音が2回鳴った。
ガーン ガーン
そして街は静かになった。
あの部屋は今もこれからも使われない。
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