第1章・きっかけ

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乱暴に投げ飛ばされ 地面に着いた私の眼には 光は戻ったが 目の前には 全員知らない男ばかり。 両腕を2人に 強い力で抑えつけられ 未だ身動きが 自由にならない。 声を出したくても タオルで口を塞がれ 音が吸収されてしまう。 この時 優司に騙された事に気付き 自分の置かれている 状況を把握する。 もがき続ける私を 黙らそうとしているのか 次々と容赦のない 暴行を繰り返す。 身体中に激痛が走る中 必死の抵抗を続ける。 今、自分が ドコに居るのか―――。 そんな事 気にかける余裕もない。 ただ、ひたすらに この場から逃げ出すしか 身の安全は―――ない。 だが 体力的に限界が 来てるのか 手足を動かすのが 困難になり始めた時… 遂に 下半身の服を 脱がされた―――。 ― ―― ――― ―――― ―――――
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