第1章・きっかけ

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「俺、樹一!んじゃ!」 彼は 全て拾い終わったのを 確認すると そう言い去ってしまった。 何故 名を残して行ったのかは 判らないが この間の一件を 覚えているのだろうか。 そこだけ気になったが 自分の用事を 思い出したので急ぐ。 まず、本屋。 音楽雑誌からコミック 文庫やら 自分の気になるコーナーを 簡単に目を通し 目的地の文房具屋へ到着。 授業中に使っていた ペンのインク残量に気付き 補充ついでに 他の色も仕入れたかったが 既に持っている色ばかりが 並んでいたので 仕方なく 詰め替え用だけ購入し 帰宅する事にした。 ― ―― ――― ―――― ―――――
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