第4章・発覚

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――――― ―――― ――― ―― ― 2人が決意をしてから 数ヶ月が経ち 季節は冬。 街は クリスマスのイルミネーションで埋め尽くされている。 あれから 週に1度しか迎えに来なかったが さほど、変化はなかった。 寧ろ、その1回が貴重になり 唯一の楽しみだった。 そんな私は ある日、樹一に言われ 待ち合わせ場所で 彼を待っていた。 今日の予定も告げられず 何をするのかも 判らないまま―――。 ― ―― ――― ―――― ―――――
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