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アル「……親父……これは、なんだ?」
アルの前には巨大なリュックが置いてある中身は食料や衣服のようだ。
グランス「ん?なんだ、そんなことも知らんのか、これはリュックといって…。」
アル「そうじゃねーよ、なんでそのリュックがどーんとあるんだ?」
グランス「なに?旅に出るからだろう?」
アル「誰が?」
グランス「お前とキール君だが?」
アル「いつ決まったんだよ…。」
グランス「言ってなかったか?」
アル「ああ。」
グランス「あはは、母さんが言ってくれてるものだとばっかり…。」
メノウ「あら、貴方が言ってくれてるんじゃなかったの?」
アル「母さん……。」
グランス「そうか、言ってなかったか……どうしたもんかなあ…。」
メノウ「そうね、本当だったら今日出発するはずだったんだものね。」
アル「……ねえ、2人とも、なんで俺とキールは旅に出るの?まずそれを聞かせて欲しいんだけど。」
アルの拳は怒りに震えていた
グランス「そうだな、まあ、ユルなんかは今話したんだろうし、丁度良い二人に説明するか。」
アル「頼む」
………………
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