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……………
アル「つまり、俺等2人だけで旅に出ろと?」
グランス「お前等だけじゃない、クレイ君と、セスちゃんがいる。」
キール「四人か…。」
メノウ「あなた、あの2人のお子さん達を忘れてるわよ。」
アル「2人?誰だ?」
ユル「ああ、俺達と一緒に旅をした仲間でな、話をしたら、うちの子供も頼むといわれたんだ。」
キール「ふーん、女の子?」
グランス片方はな。」
キール「ふーん。」
アル「そっか、で?どこであえるの?」
グランス「ノーモアの街だな。」
アル「ノーモアか、遠い?」
キール「歩いて丸々二日近くだな。」
アル「うわぁ。」
グランス「それとな、途中でノトスの家によってクレイ君を、ラウンドバレーでセスちゃんを連れていってくれ。」
アル「そのつもりだったけど………でも、なんでいきなり俺らは追い出されるの?」
メノウ「あら、アル、追い出すなんて人聞きの悪い。」
ニーナ「でも事実上そう見えてもしかたないわよ。」
メノウ「まぁ、そうだけどね。」
キール「なんかなー。」
グランス「まあ、理由としては、そうだなあ……修行だな。」
アル「修行?武者修業?」
ユル「いや、少しちがう、いわば…人生、のだな。」
アル「人生?」
キール「また壮大だな…そうか、でも、おもしろそうだな。」
アル「まあな…。」
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