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……………と、いうわけで、現在
アル「てかさ、クレイの家目指してんだよな?」
キール「ああ、なんでこんな迷うんだろうな。」
少し冷静になった(落ち込んだ)二人は周りの状況を探る。
アル「いくらなんでもおかしくないか?」
キール「………やばいな、いきなりの事で混乱し過ぎていた…アル、凄い殺気だ。」
アル「ああ…嫌でも感じる…。」
キール「俺達が迷った元凶か…。」
アル「戦闘態勢だな…。」
アルの手に光りが収縮し剣の形をとる、魔法剣…いや、魔法剣でもない、魔法剣は本来媒体を必要とする、しかしアルはそれを無しに作り出した…まあ、とりあえず、剣である。
一方キールは硬質的なカードをとりだす、そこに手を触れると、身の丈よりも長い柄、そして刃が大きめの槍である。
キール「まずは、召喚獣で、牽制か?」
アル「頼む。」
その一言が合図だったように、魔物がとびだしてくる、眼が濁ったような灰色をしている、…中には眼が無いものもいたが、それはさておき…本来魔物には無い色である、それはanother monster 人の手により人工的に作り出され、本能のままに行動する、世界の敵対者……。
アル「1、2、3……全部で15体か?」
キール「ああ………行くぞ?」
アル「いつでも。」
キール「召喚!ラグーン!」
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