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「おいしそうなカレーの匂いだね」
「 カレーだけは作れるから」
「楽しみだな」
慎一郎が着替えている間にテーブルの上には、食事の用意が出来上がっていた
「結衣ちゃんがご飯作ってくれるなんて 嬉しいな」
「胃腸薬飲んでからの方がいいかもよ」
「そんな恐ろしい物入れたのか？」
「それはどーでしょ お口に合えばいいけど」
不安気に慎一郎の顔を覗きこんだ
「どう？ 」
「うまいっ」
「よかった～ 」
「本当に旨いよ」
「家で作ってもらったカレーなんて久々だから余計に美味い」
「ありがと」
「そんな風に言ってもらうと照れる」
慎一郎が喜んで食べてくれる姿を見て結衣も食べ始めた
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