一緒にいる意味。

8/49

2376人が本棚に入れています
本棚に追加
/724ページ
「久しぶり 俺のライバル結衣ちゃん 調子はどう? 」 「ライバルなんて滅相もないです でも頑張ってますよ 」 「ハハハッ そうか もうスグ締め切りだもんな 」 運転席からルームミラー越しにニコリと笑った。 目が合った結衣はペコリと頭を小さく下げる 「GAL3人は何が食べたい? 」 「う~んイタ飯のような、鍋のような」 3人から出てくるメニューはあまりにも貧相で数も少なかった。 「結局お腹が減ってて何でもいいって事だな 」 「そうですね おまかせでお願いします 」 「篤  Shealaに行って 」 「あっ ハイ 」 「シーフード大丈夫? 」 「大好き~ 」 3人は揃って声を上げた 「そうかそうか可愛いなぁー たくさん食べろ~ 」 「きゃ~ シーフードだって 」 後ろに座る3人はまるで学校の延長 のようにきゃーきゃーと喜んだ 「いいね~女の子は! 篤お前はこれを独り占めするつもりだったんだぞ#」 「お前って実は隠れエロおやじ?!」 「何いってるんですか 俺は一人でなん ていってないじゃないですかぁ」 「篤君ならエロおやじでも構わない」 恵子がボソリと言った。 『あっ 慎ちゃんにメールしとこう 』 結衣はカバンから携帯電話を出し
/724ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2376人が本棚に入れています
本棚に追加