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「久しぶり 俺のライバル結衣ちゃん 調子はどう? 」
「ライバルなんて滅相もないです でも頑張ってますよ 」
「ハハハッ そうか もうスグ締め切りだもんな 」
運転席からルームミラー越しにニコリと笑った。
目が合った結衣はペコリと頭を小さく下げる
「GAL3人は何が食べたい? 」
「う~んイタ飯のような、鍋のような」
3人から出てくるメニューはあまりにも貧相で数も少なかった。
「結局お腹が減ってて何でもいいって事だな 」
「そうですね おまかせでお願いします 」
「篤 Shealaに行って 」
「あっ ハイ 」
「シーフード大丈夫? 」
「大好き~ 」
3人は揃って声を上げた
「そうかそうか可愛いなぁー たくさん食べろ~ 」
「きゃ~ シーフードだって 」
後ろに座る3人はまるで学校の延長
のようにきゃーきゃーと喜んだ
「いいね~女の子は! 篤お前はこれを独り占めするつもりだったんだぞ#」
「お前って実は隠れエロおやじ?!」
「何いってるんですか 俺は一人でなん ていってないじゃないですかぁ」
「篤君ならエロおやじでも構わない」
恵子がボソリと言った。
『あっ 慎ちゃんにメールしとこう 』
結衣はカバンから携帯電話を出し
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