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「あっ 言ってなかったかな1つ目はもう出したよ」
「えっ?!」
「そうなの? 」
「これも出すけどね」
「1つ目の方、何か言われた? 」
「いやっ まだ分からないけど12月14日に発表のパーティーがあるんだ 上位10作品から最終選考はその場で行われることになってる。」
「まあその10作品の中には余裕で入るだろ」
「本当?」
「これからは注目されると思うよ 」
『その日は 私の誕生日。』
『もしも もしも選ばれたら慎ちゃんの彼女にしてって思い切って言おう』
「おいでっ 」
慎一郎はキャッキャと喜ぶ結衣を自分の傍に寄せた。
『いつもそうやって笑っててくれよ 』
突然泣き出した結衣にスッカリ動揺していたけど、笑顔を見てホッ とした。
「もしも本当に選ばれたら格好いい? 」
「もちろん」
「慎ちゃんも嬉しい? 」
「当たり前だろ」
「ふふふっ 」
『最終選考に残るって言ってくれた もしも って事があったら』
『イザ告白だぁ 』
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