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慎一郎の傍に居ながら12/14の自分の誕生日に告白
そんな事を夢見て
「慎ちゃん」
慎一郎に両手を回して強く抱きついた。
『hu 』
泣いたり笑ったり忙しい子だな
「もう遅くなったし外に食べに行こうか 」
「うん」
慎一郎から腕を外した時
『Kissして 』
結衣は慎一郎の顔を見上げた。
「Um? 」
『分からないんだ』
スネて立ち上がろうとしたら
慎一郎の大きな手が結衣の頭をフワリと包んだ。
「chu 」
『分かってくれてたんだ 』
自分の事が読まれてるって、
安心できて嬉しい。
「行こう 」
結衣は1mmも慎一郎の傍を離れたくないのかひっついて歩いた。
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