本当の事

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『hu 怒って食べてる』 「明日 買い物に行こう」 「買い物? 何買うの?」 「明日学校は? 」 「行かないけど課題やんなきゃいけない」 「じゃ課題終わったら行こう 俺も仕事あるから終わったら連絡するから」 「何買うの? 」 「明日のお楽しみ」 「 BOO~(00) 」 パーティーのドレスを用意してやろう 慎一郎は絶対に喜ぶであろう結衣の姿が手に取るように想像できる。 『でも一番喜んでいるのは、その姿を見ている自分かもしれないな。』 部屋に戻った2人はソファーに並んでDVDを見ているような しゃべっているような ただ一緒にいたいだけのような 結衣は体を寄せて、慎一郎の腕を離そうとはしなかった。 『・・・・? 』 急に腕が重いと思えば結衣はウツラウツラ としている。 「結衣ちゃん眠いんだろ 我慢しないで部屋に行ったら」 「イヤだ ここにいる」 結衣はさっきより一層 慎一郎にすり寄った。
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