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カタッ コトッ
「・・・・Um Zzz 」
「・・・・・・。」
『慎ちゃん起きてんだ~』
「・・・・・?! 」
ソファーでDVDを見てて
ベッドで寝てるのは
慎ちゃんが運んでくれた?!
寝てしまった自分を慎一郎が運んでくれた事に気がついた。
「おはよ」
目をこすりながらリビングに出てきた。
「おはよっ」
「どっ どうしたの その格好?! 」
「何だよ 変か? 」
慎一郎のスーツ姿を見てその場でフリーズしてしまった。
「ううん その反対」
「超格好いい♪♪♪ 」
結衣はアイドルを見たかのように大声で言った。
「ハハハァ ありがとう そう言ってもらえると嬉しいけど恥ずかしいよっっ 」
「いつも慎ちゃんスーツなんて着ないから」
「今日はちょっとなっっ。」
「写メ撮りたい」
「えぇ? ちょっと結衣ちゃん」
慎一郎の声は届かなかったのか?
急いで携帯電話を取りに部屋に戻った。
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