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「ゴメンねっ話途中で っ」
「さっきの話の続きは? 」
「ううんいいんだ 」
『タイミング逃したら言えない』
「また内緒? 」
「ううん また今度言う 」
「・・・・・。」
「今からちょっとだけ室井の所に行かないといけなくなったんだ」
「そうなんだ 忙しいのにゴメンね。」
「適当な所で降ろしてくれたら勝手に帰るから」
「ううん 大丈夫スグに済むと思うから一緒に行ってっ 」
「悪いけどちょっとの間待っててもらっていいかな? スグに終わらせるから」
「邪魔じゃないの? 」
「大丈夫 」
慎一郎と結衣は室井との待ち合わせの場所に向かった。
『さっき言えなかったけど 告っていいかな? 』
結衣の頭の中は、慎一郎によくしてもらえばしてもらう程
反面、仕事の付き合いだけで、軽く流されたら
といつも不安で仕方なかった。
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