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「結衣ちゃんひさしぶり」
「お久しぶりです。お邪魔してごめんなさいっ 」
「全然大丈夫 邪魔じゃないよ 」
「何か雰囲気変わったよね 」
「あっこれ 慎ちゃんに買っ 」
「いいから早く始めよう 」
結衣が慎ちゃんに買ってもらった事を言おうとしたら
余計な事は言わなくてもいい
とばかり慎一郎の横槍が入った。
結衣は少し視線を上げた。
『久しぶり』
篤はあまりにも様変わりをした結衣を穴が開きそうな程見ていた。
「久しぶりっ 」
やっと口を開いてくれた篤に思わずホッと した
「元気にしてた? 」
「うん。」
慎一郎さんと手をつないで来るくらいになったんだ
「結衣ちゃん雰囲気変わったね」
「今日は大人の練習だからっ 」
「大人の練習? 」
「うん 目指せ格好いい女性~になるの 」
「そう 」
篤は愛想のない返事。
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