本当の事

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『明日落ち着いてゆっくり話そう』 お酒のせいか 考えながら眠ってしまった。 窓の光が部屋の中に差し込んで、浅い眠りのまま朝を迎える。 『結衣ちゃん』 目が覚めてすぐに結衣の部屋をノックした。 トントン゛ 「結衣ちゃん?」 トントン゛ 「結衣ちゃん」 結衣の学校に行く時間には少し早いと思いつつも、 仕事に向かう前にもう一度結衣と話がしたかった。 トントン゛ 「入るよ」 慎一郎は部屋のドアをゆっくりと開けたら 「!?」 ベッドは綺麗に戻されていて結衣の姿はなくなっていた。 「いつの間に?」 少し眠ってしまっていた隙に結衣は出て行ってしまっていた。
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