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「やっぱり無理か」
結衣の学校が終わるまでに片付けよう
何度かけても電話のつながらない結衣の事は気になりつつも仕事に向かった。
♪~♪~ ♪~♪~
仕事の合間をぬっては結衣の携帯電話を鳴らしてみる。
「電源が入っていないため・・・・・」
「はぁ」
「完全拒否かっ」
朝から何度聞いたか
結果は同じ。
昨日泣かせてしまっただけに気になって仕方がない。
仕事を早く切り上げて結衣の学校に向かった。
慎一郎の車は、門の前で待つには少し目立つ車
門の横を通って行く人がチラチラと皆振り返る。
トントン゛
助手席の方から窓をノックする音が
『結衣ちゃん? 』
慌てて振り返ると
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