2376人が本棚に入れています
本棚に追加
/724ページ
ギッ#
3人は眉間にシワを寄せて睨んだ。
「えっ香澄何かマズイ事言った? 」
「・・・・・。」
「慎一郎さん~車の中に香澄の名刺置いておきました 香澄はいつでもOKです 連絡待ってます~♪ 」
そう言って笑顔で手を振って去って行った。
「・・・・・。」
「慎ちゃん 何で香澄と? 」
「あの子友達じゃないの? 」
「勝手に車に乗ってきたんだ」
「・・・はぁ?! 」
「あつかましいあの子のやりそうな事だけど」
「とにかく もう来ないでね」
「頼む 結衣ちゃんと話させてくれないかっ 」
「まだ講義が残ってるのか? 」
「・・・・・。」
「慎ちゃん とにかく結衣は慎ちゃんには会いたくないって! 」
「仕事も新しく探すって言ってたから、もう構わないで 」
2人はそう言って慎一郎の前を立ち去った。
最初のコメントを投稿しよう!