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23時
「こんな時間まで何処に行ってるんだ 」
24時
「どこ行ってんだ 」
♪~♪~ ♪~♪~
「留守番電話・・・」
恵子の電話も案の上、留守番電話につながった。
「結衣ちゃんと一緒? 部屋には戻っていないみたいだから 」
「結衣ちゃんの携帯電源切ってるみたいで」
「連絡くれないかな・・・」
怒ったまま拒否されているのは分かっていても心配で仕方がない。
『1日無視したんだから、許してくれよ 』
弁解をしたくても結衣にも、味方をしてくれていた恵子にも紀子にも拒否られて、
八方塞がりの状態に大きなため息をついた。
『もしかして? 』
前の様にマンションにもどっているのでは?
浅い期待だと分かっていても 慌ててエンジンをかけた。
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