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「カラオケ中? 」
「そう~紀子と結衣も一緒だよ♪ 」
「篤君も合流しちゃう? 」
「うっうん」
「マジでぇ~」
恵子の叫ぶ大きな声紀子が
クスリっと笑った。
「この前の所にいるから~着いたら電話して 」
最近ずっと慎一郎の傍にいたことで寄り付けなかったからか、
電話を切る時には、
『結衣ちゃんに会える』
そう思っただけで浮き足だってしまっていた。
「変だよな 俺」
いそいそと女に会いに行く自分の姿を客観的に見ると かなり変。
ただ、
スグに家を出てしまっていた。(笑)
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