四輝 - シキ -

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四輝 - シキ -

目覚めて光を吸い込んだ 蝶の模様の蛇口がひとつ さらさらと流れて来たのは桜の花びら はしごを登って風下を見た ひまわりがこっちを向いたら 太陽を隠した雲が逃げて行った 通り雨にはじけて転んだ 山はせっせと塗り替え中 最後のおしゃれは派手にしよう 歌う風を背に明日のことを考えた 頬が冷えたらクマは冬眠 眠くなったらそのままおやすみ
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