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ドンッ
という地を這うような低い音と共に鮮血が宙を舞う
遠いから血はここまで飛んでは来ないが近くにいた人はもろにかぶったらしく、嫌そうな顔をして血を拭いていた
「うひゃ~!凄い威力だね!手が痺れちゃったよ!」
俺は震える手で美鈴から銃を受け取る
銃口からはまだ少し煙りが出ているように見えた
すると美鈴が
ちょっと待ってて
と、からのグラスを持って俺の前から離れる
俺は放心したままで返事が出来なかった
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