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《助けて…………
達樹…………
助けて……………》
『何だ、コレ? 悪戯か?』
「さあ? でもおかしくね?」
『何が?』
セイの問いに達樹は呆れたように溜め息を吐く。
「確かにこのサイトは俺のサイトだけど、俺の名前なんかどこにも載せてないんだぜ。なのにこの書き込みをした奴は俺の名前を書いてるんだ」
『おおっ、本当だ。確かにおかしいな』
「それにさ、この書き込み主の名前、見てみ」
そう言って達樹は主の名前を指差す。
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