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俺は今一人の女とファミレスに一緒にいる。
その女はバカな俺とは違いお嬢様が通うような有名私立高校に通っていてこいつ自身立派なお嬢様だ。しかも容姿端麗にして秀才、運動神経抜群、得意な事はピアノ、絵画、料理他色々―――。
パーフェクトって言葉はこいつの為にあるんだと思う。
ちなみに俺はバカだ。通っている高校もバカしか行かねーような高校である。得意な事も別にねーし好きな事は寝ることとパチンコというお前本当に高校生かってぐらいダメ人間だ。
まあ、なんでそんなダメ人間な俺がこんなパーフェクト美少女と一緒にいるかというと話は長く………もならないな。
ただ俺はこいつと幼なじみで久しぶりに会ったからファミレスでも行くかって話になっただけです。そうして俺とこいつはファミレスで一緒にいる訳なんだが…………
「最近ではジェンダーフリーや介護問題について色々考えてるんだ。特に私は介護保険制度は見直すべきだと思うんだが君はどう思う?」
…………………こんな話ばかりで嫌になります。
「よくわかんね」
「ふむ………。確かに私の説明不足な所があったな。よし、また最初から説明しなお」
「勘弁してください」
「むぅ。久しぶりに会った幼なじみの話は聞けないのかい?」
「もっと高校生らしい話にしろよ」
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