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「オラァ!」僕はそのまま涼宮さんにキョンプラチナをぶち込む為に突進して拳の突きをラッシュする。
「ふん、突きのラッシュ比べか…良いわ。やってやろうじゃない!……無駄無駄ァ!!」
ガシーンとキョンプラチナと涼宮さんの キョン・ザ・ワールドがぶつかり合う。
「オラオラオラオラオラオラ!!!!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!!」
激しくラッシュするがキョン・ザ・ワールドの拳が僕のキョンプラチナにヒットしてしまう。
「無駄ァ!!」
「クッ………!」僕は数メートル吹っ飛ばされてしまった。
「所詮この程度か……比べるまでもなかったわね」
涼宮さんが笑う…………クソっ!!いや、冷静になるんだ。涼宮さんと僕は同じタイプの神人で同じタイプの神の能力者だ………必ず勝機はある!
「オォ―――炸裂だ!!」キョンプラチナが距離を一気に縮め、拳が涼宮さんに迫る。
馬鹿め!油断したな涼宮さん!!
「………ここまで残ったご褒美に教えてあげるわ佐々木さん。あたしのキョン・ザ・ワールドは正にキョンも、世界も支配する能力だという事を!!」
「キョン・ザ・ワールド!時は止まる…」
全閉鎖空間の時間が停止する。
「くっくっ…これこそキョン・ザ・ワールドの能力『時を止める力』よ」
キョン・ザ・ワールドがそのままキョンプラチナを殴る。
「時間が止まってる中でこういうのもおかしいけど時は最大で五秒程止まっているわ………そして時は動きだす」
「グハァッ…!」
な、何が起きたんだ!?僕がまた吹っ飛ばされている!!?
そんな馬鹿な…一体なぜ………?
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