新緑のニオイ~トラウマ~

3/14
前へ
/227ページ
次へ
今から抱く女との熱い時間より、先輩が、俺と女がヤッてるのにどんな反応するかのが楽しみになってきた。 ってか、そっちの想像しただけで、興奮してくる。 ちょっと、挑発してやるか。 俺は、珍しく、女を時間をかけて扱って、何も考えられない程の別世界へいざなった。 目の前で歓喜の雄叫びをあげている女を見ながら、隣で寝ている先輩のニオイとちょっと困ったような赤面した顔を想像し、俺自身も、有り得ないくらい感じていた。 行為を終えた後は、女に冷たく接し、すぐに追い出した。 そして、俺は、ゆっくり起き上がり、まだ汗が光る身体を見せつけるよう隣のベットのカーテンを開けた。 開ける前に、先輩がどんな表情か想像しながら……
/227ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15932人が本棚に入れています
本棚に追加