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「結局、皆、俺の容姿だけみて勝手に好きになって、俺の内面なんて誰も見てなかった。
ある時、女がツレに言ってるのを聞いちゃたんです。
‘秀也は、連れて歩くのにかっこいいから付き合ってるだけ。好きなわけないじゃん、あんな自己チュー男’
そう言われた俺の気持ちわかります?
おまけにその女
‘あの容姿なのに、エッチも手慣れてなくて、下手くそなんだよね’
って、連れの前で言って、俺、笑い者になってて。
俺、女がこわいって思ったっスよ。
なら、女達の望み通り、ヤりまくって、上手くなってやる、自己チューで何だってさ。
先輩と同じ、‘好き’‘愛してる’なんて信じてない。その場限りだと思ってる、ベットの中でも外でも。」
そこまで一気に話し、大きく息をはいた。
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